DNSの設定のやり方を解説!<レンタルサーバー × お名前ドットコム>

この記事では、DNS設定の手順についてまとめました。
主な内容としてはConoHa WINGとお名前ドットコムという組み合えわせで書いていますが、エックスサーバーなどの他のレンタルサーバーの場合でもやるべき項目はほとんど同じです。
各種レンタルサーバーへのリンクも置いているので、わからない際にはそちらを見ていただくと実施いただけます。
ではいきましょう!
DNS設定でやるべき項目。

DNS設定で行う項目を先にまとめておくと、この5つです。
- ドメインの取得
- サーバーの契約
- ドメイン側での設定
- サーバー側での設定
- 待っている間にSSLの設定も行っておく
よくわからない言葉が多いかと思いますが、手順通りすすめていくだけで終了します。
DNS設定で
やるべき項目①
ドメインの取得

まずは、ドメインを取得しましょう。
おすすめは、業界でもNo.1の>>お名前ドットコムです。
1円から取得できるドメインもあるのでおすすめです。
また、どのドメインを取ったらいいかわからない、という方はこちらの記事を参考に選んでみてください。

DNS設定で
やるべき項目②
サーバーの契約

自身でサーバーを持っている方は少ないと思うので、大半の場合がレンタルサーバーを契約します。
中でもおすすめは» ConoHa WINGです。
表示速度、料金、使いやすさのすべてが他社より優れていると感じています。
また、他のサーバーと比較したい場合には、選び方までまとめているのでこちらの記事がおすすめです。

基本的に長期契約にすればするほど費用は安くなるので、長期間利用を考えている場合は始めにそうしておきましょう。
DNS設定で
やるべき項目③
ドメイン側での設定

次に、ドメイン側で行う設定について紹介します。
ざっくりまとめると、こんな感じです。
✓お名前ドットコムで行う設定
管理画面にログイン
>ドメイン機能一覧
>ネームサーバー設定のネームサーバーの変更
>1.ドメインの選択で設定するドメインを選択
>2.ネームサーバーの選択でその他のサービスを選択
>”その他のネームサーバーを使う”でネームサーバー1、2,に契約しているサーバーのDNSを入力
※可能であれば、ネームサーバー情報は3以降も入力しておきましょう。
最後に書いてあるその他のネームサーバーの部分は契約しているサーバーによって変わるので、先程契約したサーバーのDNS情報を選んで入力しましょう。
主要レンタルサーバーのDNS情報一覧
- ConoHa WINGの場合
ns-a1.conoha.io
ns-a2.conoha.io
ns-a3.conoha.io
» ご利用ガイドDNSを使う|ConoHa WING - エックスサーバーの場合
ns1.xserver.jp
ns2.xserver.jp
ns3.xserver.jp
ns4.xserver.jp
ns5.xserver.jp
» ネームサーバーの設定|エックスサーバーマニュアル - ロリポップ!
(ムームードメイン以外の場合)
uns01.lolipop.jp
uns02.lolipop.jp
» 独自ドメインご利用時の作業内容|ロリポップ!
(ムームードメインセットの場合)
» マニュアル|ムームードメイン - カラフルボックスの場合
ns1.cbsv.jp
ns2.cbsv.jp
» 他社管理ドメインのDNS管理方法|カラフルボックス - カゴヤ・ジャパンの場合
ns0.kagoya.net
ns1.kagoya.net
» ネームサーバーの設定|カゴヤ・ジャパンサポートセンター
DNS設定で
やるべき項目④
サーバー側での設定

次に、サーバー側で行う設定についてです。
ConoHa WINGの場合だとこちらの手順です。
✓ConoHa WINGで行う設定
管理画面にログイン
>サイト管理
>契約情報の下のドメイン
>右上のボタンの+ドメイン
>新規ドメインを追加で、契約したドメインを入れる。
>保存
行う内容は同じでも手順が契約しているサーバーごとに変わってくるので、その他のサーバーについては自身で確認しながら進めていきましょう。
レンタルサーバーについては、こちらでおすすめのサーバー紹介と選び方のポイントをまとめています。
私の場合はうまく進められておらず、3日ほど無駄にしてしまいました。
主要レンタルサーバーの設定情報一覧
- エックスサーバー
» ドメイン設定|エックスサーバー - ロリポップ!
» マルチドメイン設定について|ロリポップ! - カラフルボックス
» 独自ドメインの設定方法|カラフルボックス - カゴヤ・ジャパン
» 独自ドメイン(Web)の設定|カゴヤ・ジャパン
※カゴヤ・ジャパンの場合は、www.example.comのように、ドメインの前にwwwが必要な場合があります。
ここまで終えたら、数十分から24時間程度待ちましょう。
設定した時間帯やサーバーのアクセス状況などによってもこの待ち時間は変わります。
多くの場合に言われるのが、「寝て起きたら終わっている」という言葉です。
DNS設定で
やるべき項目⑤
待っている間にSSLの設定も行っておく

SSL(Secure Socket Layer)の設定もこの待っているタイミングで行うことをおすすめします。
サイトにアクセスした際に「http://」になっているものを「https://」にする設定です。
内容としては簡単で変化をあまり感じない項目ですが、セキュリティ強化やSEO対策においては重要な項目です。
やるべき理由に関してはこちらの記事でまとめています。
>>SSL設定をするべき理由【早いうちにやっていた方が良い。】
実際に行う場合、ConoHa WINGの場合はこちらの手順で実施できます。
✓ConoHa WINGで行う設定
管理画面にログイン
>サイト管理
>サイトセキュリティ
>独自SSL
>無料独自SSL
>利用設定をOFFからONに
こちらもすぐには終わらない場合が多く、数十分から数時間程待てば完了です。
その他のサーバーの場合はこちらの手順通り進めていきましょう。
SSL設定の実装方法
- エックスサーバー
» 無料独自SSL設定|エックスサーバー - ロリポップ!
» 独自SSL(無料)のお申込み・設定方法|ロリポップ! - カラフルボックス
» 無料SSLのご利用方法|カラフルボックス - カゴヤ・ジャパン
» SSLサーバー証明書の管理・更新|カゴヤ・ジャパンサポートセンター
サイトを公開する場合は、サーバーにデータを入れていきます。

ここまででドメインとサーバーを結びつけるDNSの設定は終了です。
ですが、これだけではアクセスはできたとしてもサイトは表示されません。
ここからサイトを表示させる際には、データを纏めているファイルを入れていく必要があります。
実際にWebサイトを公開するまでの方法はこちらを参考にすすめていきましょう。

また、多くの場合はWordPressを利用するかと思います。
WordPressの利用方法についてはこちらの記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ。
最後に、この記事のまとめです。
DNDの設定方法は、次の手順通りに進めていきます。
- ドメインの取得
- ドメイン側での設定
- サーバー側での設定
- 数十分から24時間待つ
- 待っている間にSSLの設定も行っておく
書いている内容は複雑でも、実際にやってみると簡単にできます。
また、実際にやってみるとわかりますが、完了するまでに待ち時間がかかる場合がほとんどなので、なるべく早い段階でやっておきましょう。
気になった項目があれば、読み返してみてください!
それではまた、次の記事でお会いしましょう。